いろいろと周りの環境が変わり、今年からまた手帳と万年筆を毎日愛用するようになりました。
毎日使う万年筆なので、良いものをと思うのですが、当然破損させたりなくしたりというリスクもつきまといます。
ということで、モンブランやウォーターマンなどの万年筆は自宅で使い、外出先では比較的お安めの万年筆を使っています。
買うだけ買って死蔵している万年筆は…モンブラン,ウォーターマン,LAMY,PILOTなどなど、かなりの本数があるのですが普段使いするのは手になじんできた万年筆だけ。
今回は、そんな普段使いできそうな安価な万年筆の紹介を…
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DIME付録のビームス・コラボ万年筆
最近一番使っている万年筆が、DIMEの付録で付いてきたビームスとのコラボの万年筆です。
ボディがオレンジで目立つのもよいですね。
カートリッジの規格は、欧州共通規格なのでモンブランやペリカンなどのインク・カートリッジが使用できます。
ただ、ボディが短めなので、インクカートリッジも短いタイプを使用する必要があります。
これは雑誌の付録なので、入手困難になっているかもしれませんが、私は今一番使っている万年筆です。
安定の無印良品スチール万年筆
安価な万年筆の定番中の定番、無印良品のスチール万年筆です。
こちらもカートリッジは欧州共通規格なので、わりと好きなメーカーのインク・カートリッジを使用することができます。
コンバータを使用する場合に、ロットリングのコンバータがきっちりとはまりよい感じでした。
無印良品の文房具売場には、おいてある定番商品ですので、全国で入手しやすいのはよいですね。
スチールのペン先で、少し書き味が固めですが、だからこそ普段使いには良いペンだと思います。
新しい安価な定番万年筆 パイロット kakuno
2014年くらいから発売されているパイロットのkakunoシリーズ。この万年筆は、初めて万年筆を使う人向けにリリースされている商品です。
1000円を切る安い値段で、初めての万年筆にはよいシリーズです。
パイロットは独自規格なので純正カートリッジもしくは、CON-50などのコンバータにインクをつめて使います。
kakunoの特徴は、ボディにあります。
ペンを支える部分が三角形にカットしてあるので、正しい持ち方で万年筆を持つことができます。
このあたりは、非常に優しい作りだと思います。
※)パイロットは独自規格です。専用カートリッジかコンバータでインクを詰める必要があります。
LAMY Safariシリーズ
毎年、オリジナルカラーの万年筆(とボールペン)が登場しています。
LAMYも独自規格ですので、LAMY専用のカートリッジかコンバータをつけてインクを詰めます。
LAMYのボディも握る部分が三角形になっているので、非常に持ちやすくデザインされています。
価格は3~4000円くらいですが、kakunoより本格的な普段使いできる万年筆という感じです。kakuunoで万年筆になれてきたら使ってみると楽しいかもしれません。
※)LAMYは独自規格です。専用カートリッジかコンバータでインクを詰める必要があります。
普段使いにしている万年筆 2015年版
2015年夏の今、実際にインクを詰めて持ち歩きで使っているのは、次の3本です。
- DIME付録のビームス・コラボ万年筆 : インク/モンブラン ロイヤルブルー/カートリッジ
- 無印良品スチール万年筆 : インク/ペリカン パープル/カートリッジ
- kakuno F : インク/パイロット 色彩雫 コスモス/コンバーター
自宅では、1本だけインクを詰めています。
- モンブラン 149 : インク/モンブラン ブルーブラック
色々な万年筆を書く場所や状況に合わせて使い分けていますが、どのペンもそれぞれ良いところがあります。
パソコンやスマホで簡単にメモするのも良いですが、万年筆を使って文章を書いたりシステムの仕様を考えたりまとめたりという時には、大きな紙にたっぷりのインクを滑らせて書くというのは気持ちも良いですし頭の中が整理しやすい気がしています。
パソコンやスマホでキーボードをタイプしたら文章が作れる今だから、手書きで色々とかける万年筆や筆記具を楽しみたいと思います。