気がつくとWindowsのディスク(ストレージ)が減っていて驚くことがあります。
Windowsのシステムファイルが肥大したり、余計なゴミファイルが貯まっていたりと理由は様々ですが、どこにどれくらいのデータがあるのか手探りで探すのは大変です。
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簡単で使いやすいディレクトリ可視化アプリ
WinDirStat(Windows Directory Statistics)は2003年にリリースされたディレクトリ可視化アプリです。最終アップデートは2016年。
このWinDirStatは、指定したドライブを解析して、ファイルが占める割合をボックスの大きさで表示してくれます。
ファイルの場所とディレクトリもまとめて表示してくれるので、思わぬ所に巨大なゴミファイルが残っていても直ぐに発見できます。
WinDirStat (PORTABLE)インストール
標準のWinDirStatは、インストーラー形式ですが、今回は 実行ファイルだけで使用できる WinDirStat Portable を使用します。
USBメモリーなどに Portable版を保存しておくことで必要なときにアプリを実行できます。
Portable版にはインストーラがついていますが、Windowsのレジストリなどに情報を書き込みませんので、持ち運びがしやすいパッケージになっています。
今回は他のWindowsでもメンテナンス用にWinDirStatを使いたかったので USBメモリー(E:ドライブ)にアプリを配置しました。
ダウンロードした実行ファイルをダブルクリップしインストーラーに従って進めていきます。
インストール先で、USBメモリーを選択しました。
これだけでWinDirStatが使用できます。
サイズの大きなファイル、ファイルが貯まっているディレクトリを可視化できます。
WinDirStatを使ってみる
WinDirStat Portableを起動すると、解析するディスクの選択画面が表示されます。
ここで解析するディスクを選択して
ディスクの解析がはじまりますので、解析が終わるまで待ちます。
解析が終わった結果が、次のような画像になります。
四角(ボックス)には次のような意味があります。
- ボックスの大きさ
- ファイルのサイズ
- ボックスの色
- 拡張子
ボックスをクリックすると、上のエクスプローラーのツリーでパスが表示されます。
ファイルサイズが大きいモノを直ぐに見つけたり、どこかに残っている消し忘れのファイルなどを素早く見つけられます。
今回 WinDirStatを持ち運びように使ったUSBメモリーは、「ソニー USBメモリ USB3.0 32GB ゴールド 高速タイプ USM32GQXN」という32GBの USBメモリーです。
ゴールドだと無くしにくいし、気分的にアゲアゲで。