発表になったときから気になっていたポータブルスピーカーが届きました。
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BALMUDA The Speaker
BALMUDA(バルミューダ)というと、特徴的なサーキュレーターや炊飯器、ケトルなどが有名で
音楽製品とは無縁というイメージがあります。
公式サイトの開発秘話を読むと、バルミューダ代表の寺尾さんは「私は、オーディオ機器だけは作らないと決めていました」とコメントされています。
その作らないと言っていたオーディオ機器がバルミューダからリリースされました。
BALMUDA The Speakerの概要
BALMUDA The Speakerは、直径105mm 高さ188mmの円筒形をしています。
スピーカーは、上面に配置され 360度に音が広がるように設計されています。
リチウムイオンポリマーのバッテリーを搭載しており、充電すれば色々な場所で使うことができます。
1回の充電は約2.5時間、連続使用時間は約7時間となっています。
充電は、Type-Cの形状で製品には専用のACアダプターも付属します。
Bluetoothでペアリングした音楽機器から音楽を流すのが基本的な使い方になりますが、3.5mm ステレオミニジャックもありますので、ケーブルでつないで再生することもできます。
Bluetoothの仕様は、ver.5.0 対応コーデックは SBCになります。AptX や AACに対応していないのは残念ですが、利用シーンを考えるとSBCで問題ないかもしれません。
操作ボタンは4つだけ
BALMUDA The Speakerの操作ボタンは背面下に4つだけあります。
左から「電源(ペアリング)」「ボリューム下げ」「ボリューム上げ」「★ライト/ペアリング」です。
電源の左側に 3.5mm ミニステレオジャックがあります。ファンクションの右側に 充電用の USB Type-Cポートがあります。
使用する前には、付属のACアダプターで充電します。
バッテリー残量は、電源ボタンを2秒長押しでLEDで確認することができます。
音楽機器とのペアリング
電源ボタンを軽く押すとスイッチが入ります。
電源が入った後に、「★ライト」を2秒間 長押しするとペアリングモードになります。
音楽にあわせ光の演出 LiveLight
BALMUDA The Speakerの最大の特徴が、再生している音楽に合わせて真空管のようなユニットがキレイに光ります(LiveLight)。
音楽再生中に「★ライト」のボタンを押すと、ユニットの光方が変わります。
仕様書によると「独自のアルゴリズムにより0.004秒の速さで音を光に変換」しているということでした。
LiveLightのモードは3つ
- Beat :音楽の強さやリズムに合わせダイナミックに変化
- Ambient :ボーカルや演奏に合わせゆっくりと光る
- Candle :音楽とは連動しないでキャンドルのように光る
音を楽しむ環境を作るスピーカー
BALMUDA The Speakerの光の演出だけ書いてきましたが、音もポータブルスピーカーとして非常によいクリアな音をならしてくれました。
これは、スピーカーの背面(下部)にあるエンクロージャーが密閉されている効果かもしれません。
BALMUDA The Speaker は、77mmという大きめのスピーカーを上面に配置しています。
このため、空間全体に音が広がりどこからでも、音楽を楽しむことができます。
リビングに置いたり、作業場の机においたり、バッテリー内蔵ですのでアウトドアで音楽を楽しむなどに便利です。
利用シーンと雰囲気を最大にしてくれるポータブルスピーカー
BALMUDA The Speakerは、独特な形状と光の演出が目につきますが、しっかりと音楽を楽しめるポータブルスピーカーでした。
少し部屋の照明を落として、ゆっくりとくつろぐときや、アウトドアなどで音楽を楽しむときには最高のスピーカーです。
音楽をしっかりと聴きたいときには、ハイレゾや真空管アンプなどの重量級の設備で。
ライトにリラックスしながら音楽を楽しみたいときには BALMUDA The Speaker と使い分けて楽しめます。