動画編集や画像の編集などは、キーボードとマウス。
ただ、微妙なスライダーを調整しながらなどの操作ではやりにくい時があります。
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いまはなきSONY VAIO GEAR USBジョグコントローラ
実は今から20年以上まえ、動画の編集に特化したUSBのジョグコントローラーがSONYのVAIOの関連アイテムとして発売されていました。
VAIO GEAR USBジョグコントローラというもので、Adobe Premiereのカット割りや再生・コマ送りなどをホイール(ジョグ/シャトル)でまわしながら直感的に操作できるガジェットです。
対応OSは WIndows98 や Windows 2000。
簡単に操作でき編集も素早くできる優れものでした。
ただ、シリーズ化することなく、その後のOS対応もなかったため使えなくなったのです。
その後、Adobe Premiereは使い続けていますが、ジョグ/シャトルの代わりになるデバイスがなく編集作業がやりにくいと感じていました。
マルチメディア編集の最強パートナー tourbox
tourboxはクラウドファンディングではじまったプロジェクトで、PhotoshopやLightroomなど画像編集や、プロファイルを拡張することで Premiere などの動画編集をサポートしてくれるコントローラです。
OSは、WIndows10の他にMacOSにも対応しています。
- 画像処理ソフト
- Adobe Photoshop
- Adobe Lightroom
- Adobe Illustrator
- ペイントソフト
- Clip Studio Paint
- Comic Studio
- Sai
- 映像・音声処理ソフト
- Final Cut Pro
- Premiere
- Affter Eccects
- DaVinci
- Audition
公式サイトでは、こういったアプリケーションの操作を快適にするデバイスであると紹介されています。
細かな操作をするためのダイヤルとボタン
tourboxは、マウスでは難しかったパラメータの上下などをダイヤルに割り当てたり、ワンタッチでカット/ペーストその他の操作が簡単にできます。
マウス操作やカスタマイズできる左手キーボードとの一番の違いは、2つ配置された「ダイアル」と「ノブ」です。
「スクロール」は、マウスのホイールと同じ動きができます。
この「ダイアル」と「ノブ」は、マウスのホイールのように回転しますので細かな数字の調整ができます。
- 明るさやコントラストをプレビューしながら調整したい
- フィルターのかかり具合を細かく素早く調整したい
- タイムラインを1フレームごとに簡単に移動したい
マウスではクリックしたりスライダーをドラックしたり、数字入力で指定していた操作を「ダイアル」と「ノブ」をまわすだけで操作できます。
マウスや数字入力では面倒だった操作が、tourboxでは まわすだけで実現できます。
これが、tourboxが欲しかった一番の理由です。
VAIO GEAR USBジョグコントローラの快適な動画の編集環境が戻ってきそうです。
プロファイルの切り替えで様々な操作に対応
tourboxは、アプリケーションごとのキーアサインを変えることができます。
それぞれのキーマップは、アプリケーションに「関連」付けることにより、アプリがアクティブになると自動的にプロファイルが切り替わります。
公式サイトでは、いくつかのアプリケーションのプロファイルが公開されていますので、自分で設定しなくてもスグにアプリケーションの設定ができます。
Premiereなど動画編集で使いたいコントローラ
はたして、tourboxを導入してpremiereの動画編集やphotoshopのRAW現像や画像処理が劇的に変わりました。
今まで「あと1フレ」「もっと素早くフレーム移動したい」「現像のパラメータ調整が面倒」と思っていたことがtourboxの「ダイアル」と「ノブ」をまわすだけ。
カットや設定変更も、ボタンでワンタッチで切り替え。
マウスを操作して、細かな指定にイライラしていたことがワンタッチで終わってしまう。
動画編集や画像処理に、このtourboxは最高のサポートデバイスです。
昔の VAIO GEAR USBジョグコントローラーの快適な編集環境が戻ってきたようで満足しています。
動画編集される方、写真の現像が画像加工、同人誌などでマンガを描かれている方にはオススメです。