小さくて特徴的なキーボードのPORTABOOKにWindows10で使ってきましたが、アップデートも難しくなり、そろそろ限界。
それでも、またWindows10に戻るときの保険として PORTABOOK のディスクイメージをUSBメモリーにバックアップしました。
eMMCが32GBしかないので、64GBのUSBメモリーだけでPORTABOOKのシステムをフルバックアップできます。
ドンキホーテの格安ノートPCや初期のころのタブレットPCで32GBのストレージがないものも同じ方法でフルバックアップして、別の環境で楽しむことができます。
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Windows標準のバックアップは使わない
最初はWindows10標準の「回復ディスク」と「システムイメージ」でバックアップしようと思いました。
しかし、この方法ではパーティッションを正しくバックアップできない問題や、USBメモリー1コだけでは保存できない問題などで、早々に諦めました。
定番のEaseUS Todo Backup Free
今回は、HDDをSSDにするときなどで定番の「EaseUS Todo Backup Free」を使用しました。
EaseUS Todo Backup Free を使うと、ブートディスクとディスクイメージのバックアップを、まとめて1つのUSBメモリーに保存できます。
復旧するときも、USBメモリーを指して起動して、リストアするだけ。
システムのリストアが手軽です。
EaseUS Todo Backup Free インストール
EaseUS Todo Backup Free は、本家サイトから個人のデータバックアップ目的の無料版がダウンロードできます。
インストーラーがありますので、そのままインストールするだけ。
特別な設定は不要です。
ブートメディアの作成
システムのディスクイメージをバックアップする前に、USBメモリーで起動できる「ブートメディア」を作成します。
左側のメニューの一番下「スパナ」のアイコンをクリックして「ブータブルディスクの作成」を選択します。
「ブートディスクの場所」で、真ん中のUSBメモリーアイコンを選択して、PORTABOOKの裏に差したUSBメモリーを選択します。
PORTABOOKには、SDカードスロットもありますが、SDカードからの起動はサポート外なので、かならずUSBメモリーを使用します。
USBメモリーを指定したら<作成>をクリックして、USBメモリーに起動可能なメディアを作成します。
ディスクまるごとバックアップ
ブートメディアが作れたら、メニューの一番上「ディスク/パーティションバックアップ」を選択します。
バックアップするディスクが出てきますので、PORTABOOK本体のeMMC(通常は、ハードディスク0)にチェックをつけて、全てのパーティションを選択します。
USBメモリーにディスクバックアップのデータを保存しますので、「宛先」の参照でUSBメモリーのドライブを選択します。
ブートメディアの名前は「EaseUSBOOT」になっているのを探して選択します。
全ての設定が終わったら「実行」でディスク/パーティションのフルバックアップを実行します。
PORTABOOKのUSBポートが USB2.0のため速度が出ないため、eMMC 32GBをバックアップしたときには、約33分かかりました。
これで、PORTABOOKのディスク/パーティションを全てバックアップできました。
必要なときにはUSBメモリー1コで、いつでもWindows10環境に戻すことができます。
フルバックアップができたPORTABOOKは、Ubuntu 18.04LTSかChromeOS Cloud Readyをいれて、使ってみようと思っています。
Windows10って、ストレージ容量を食いすぎで32GBでは使いにくいんですよね。
今回使用したUSBメモリーは、シリコンパワーの USB3.0対応 64GB のUSBメモリーです。
これであれば、PORTABOOKのディスクバックアップを1つのUSBメモリーで保存できます。