出張が多いので、ひと月に2往復くらい山形から東京まで新幹線で移動しています。
移動時間もそれなりにかかるので、MacBook Airなどで仕事をしながら移動ですが、山形新幹線は「4Gだけでなく3Gすら電波が入らなくなる不感地域」が存在します。
また、トンネルなどでも電波がなくなり通信ができなくなります。
仕事で移動しているので、この電波のない区間が非常に不便でした。
新潟・上越新幹線もトンネルが多いようですので、おそらく同じ悩みがあるのではないでしょうか?
今回、JR東 がサービスを提供している「JR EAST FREE Wi-Fi」を使ってみました。
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JR EAST FREE Wi-Fi
「JR EAST FREE Wi-Fi」は、新幹線ホームや新幹線の中で提供されている無料の無線LANサービスです。
新幹線移動の時、出張や旅行での移動の時にも、すぐに使える無料の無線LANサービスです。
SSIDは「JR-EAST_FREE_Wi-Fi」です。駅でこのSSIDをみつけたら、接続を切り替えると利用の説明ページが表示されます。
利用するためには、メールアドレスを入力して登録。登録確認のメールが、登録したメールアドレスに届きますので、正式利用登録します。ここまで全てJR EAST FREE Wi-Fiにつないだままで登録できますのでお手軽です。
利用について
JR EAST FREE Wi-Fiは、1回180分 1日3回まで利用することができるサービスです。
もし、日帰りで 山形と東京を往復する場合でも、約2.5時間x2なので無料のサービスでFREE Wi-Fiが使えます。
無線LANのセキュリティに注意
お手軽に使える JR EAST FREE Wi-Fiですが、暗号化のセキュリティが設定されていません。
通信内容が保護されていないので、通信する場合には注意が必要です。
HTTPS(SSL)で保護されているWebサイトなどは問題になりにくいですが、メールの送受信を暗号化していないSMTP/POPなどの場合には、通信内容が漏れてしまう可能性も考えられます。
心配な場合には、VPNなどの暗号通信も併用する必要があります。
実際の通信速度と不感地域の通信
サービスの利用契約ができたので、早速 東京駅 新幹線ホームで通信速度を測定してみました。
これくらいの速度がでていますので、通常利用で問題ないと思います。
移動中は、SONY NW-A105を JR EAST FREE Wi-Fi に接続してAmazon Prime Videoを見ながら通信状態を見てみました。
Amazon Prime Videoは、オンデマンドで再生しましたが、若干のバッファがあるので移動中も快適に動画を再生し続けることができました。
いままで通信ができなくなる山越えの区間。
この時の通信速度を測ってみると…
新幹線のトンネル区間や峠越えでの電波不感地域で通信できなくなることを考えれば、これくらいの速度が出ているのはありがたいです。
実際には、完全に途絶する期間があるようなのですが、20分くらい完全に通信できなかった時と比べれば、これくらい通信できていれば問題ないです。
無線LANなのでパケット通信量(ギガ)も消費しない
JR EAST FREE Wi-Fiは、無線LANのサービスですので、スマホでテザリングしたときのようにパケット通信量(ギガ?)を消費しません。
月に2回 往復で、その間仕事の通信を続けるとかなりのパケット通信量を必要とします。
このパケット通信量がFREE Wi-Fiで置き換えられるのも、通信費削減になりお財布に優しいサービスです。
パケット通信量削減のためにも「JR EAST FREE Wi-Fi」を使っていこうと思います。
仕事の通信しているので、VPNは必須ですけどね。