MacBook Pro Late 2011を、まだ使っている @incmplt です。
この Late 2011モデルは、メモリーとHDDを自分で交換できる最後のMacBook Proとなっており、ディスプレイも元気なので活躍してくれています。
搭載されているHDDも、Yosemiteの時に SSDに交換しました。
ちょっと不満だったのが、サードベンダーのSSDに交換すると、SSDのTrimが有効にならないこと。
ただ、OS X 10.10.4からはApple標準のコマンドでSSD のTrimを有効にする方法がありました。
今回 El Capitanにアップグレードしたときに調べてみたら、このコマンドを知ったので早速 Trimを有効にしてみました。
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Trimの有効・無効の確認方法
使用しているSSDでTrimが有効になっているかは、次のように確認します。
- アップルマーク → このMacについて を選択
- システムレポート… を選択
- ハードウェア-SATA/SATA Expressを選択
- 搭載しているHDDの TRIMのサポート 項目を確認します。
TRIMのサポートが「はい」になっていれば以下のコマンドを実行する必要はありません。
もし、TRIMのサポート が「いいえ」の場合には、以下のコマンドでTRIMを有効にします。
※) 実行する前にはバックアップをとって、自己責任でお願いいたします。
TRIMを有効にする trimforce コマンド
TRIMを有効にするコマンドは「trimforce」というコマンドです。
ターミナルを開いて、trimforce を実行します。
1 | sudo trimforce enable |
管理者パスワードを入力すると、次のようなメッセージが表示されます。
TRIMを有効にすることによってデータが無くなるかもしれないという警告のメッセージになります。
準備ができている場合には y で次に進みます。Trimを有効にしたら再起動するというメッセージがでますので、これも確認の上 y を入力します。
Trimの設定が完了すると再起動します。
先ほどの手順で Trim が有効になっているかを確認しましょう。
今使っているLate2011のMacBook Pro(El Capitan)は、このtrimforceで無事 Trimが有効になりました。
これでSSDを安心して使えそうです。