MAC OS で、とにかくTerminalを開くことが多い @incmplt です。
共有フォルダーにあるドキュメントをemacsで開いたり、sshでサーバーに接続するときなど、何かにつけて Terminal を開きます。
たまに困るのが、ファインダーで開いている場所で Terminal を使いたいとき。
今までは、Terminal を開いて、ファインダーで開いている場所まで cd で移動していました。
もっと便利な方法があるって知らなかったんです。
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方法1: Dockにある Terminal アイコンにフォルダーをドラッグ&ドロップ
一番簡単な方法は、DockにTerminalアプリを登録しておき、ファインダーで開きたい場所がでたら、そのフォルダーをTerminalにドラッグ&ドロップします。
これだけでドラッグ&ドロップしたフォルダーをカレントディレクトリとして Terminal が起動します。
…簡単でした。
方法2: サービスのショートカットを有効にする
最初の方法でも十分便利なのですが、もっとマウスの移動を少なくしてTerminalを開けないでしょうか?
実は、これもOS標準の機能で用意されていました。
「システム設定」→「キーボード」→「キーボードショートカット」の「サービス」を選択します。
「サービス」の項目一覧に「フォルダに新規ターミナル」と「フォルダに新規ターミナルタブ」がありますので、チェックをつけます。
必要に応じてキーボードショートカットも割り当てられます。
これでファインダーからフォルダを右クリックすると、サービスに「フォルダに新規ターミナル」と「フォルダに新規ターミナルタブ」が表示されます。
「フォルダに新規ターミナル」を選ぶと、先ほどと同じように 選択したフォルダをカレントディレクトリとしてTerminalが開きます。
OS標準機能ですでに備わっている機能ですが、これだけで「好きなときに素早くTerminalを開いて作業ができる」ようになり非常に快適になりました。
この辺りのGUIとCUIの統合や、シェルの使い勝手が Macの便利さですね。